子供は、悪意なくただの興味で何でも聞くから、親は何を聞かれても子供が納得できるように説明しなければならない。つまり、納得さえさせれば、事実とは異なってもいいのだ。幼い頃の親の嘘は、大人になって子供は察するから。サンタクロースがその良い例。

　そして、思うのは夏は海をきちんと叱れるのだろうか？叱る＝しつけは親の役目だ。なのに夏は罪悪感を感じて海を可愛がってばかり。親の役割は、ベースに愛をもってしっかりと叱ってやることなのに、ベースの愛が培われてないから、夏には一生無理。つまり、一生海の親にはなれないということ。（親にはなれないなら、友達とか兄になったらいいと思うのだけど）

　家族ドラマだから『ひとつ屋根の下』みたいな、絆の形成ドラマを期待したのに、鬱展開が続き過ぎて、白目だよ～～で、やっと気が付いた！！！「そうか！このドラマは絆の形成は出来ないことを描きたいのか！」つまり、夏くんのように自己犠牲して、好きな女も諦めて、親である責任から逃げ出さず子供に尽くして子供のために行動して、父親を必死でやるのは愚かだよ、と。そういうメッセージか！（絶対違う）